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月別アーカイブ: 2025年7月

プライドリフォームのよもやま話~第10回~

皆さんこんにちは!

 

神奈川県横浜市を拠点にリフォーム事業を行っている

株式会社プライドリフォーム、更新担当の富山です。

 

 

 

プロが教える!リフォーム工事の“鉄則5ヵ条”

~後悔しないための知恵と準備~

今回は、リフォームを考えているすべての方にぜひ読んでいただきたい「リフォーム工事の鉄則5ヵ条」をご紹介します。


リフォームは“直す”から“生まれ変わらせる”へと進化している今の時代。だからこそ、しっかりと準備し、正しい選択を重ねることが成功のカギになります。

この5つの鉄則は、私たちが日々の現場で培ってきたリアルな知見に基づいたもの。
ひとつひとつを丁寧に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!


鉄則①:「リフォームの目的」を最初に言語化する

 

“どこをどうしたいのか”ではなく、“なぜそれをしたいのか”を明確にすることが、すべての出発点です。

たとえば、「キッチンを新しくしたい」というご要望も、理由によって工事の方向性が大きく変わります。
・料理中の動線が悪いから?
・お手入れを楽にしたいから?
・家族との会話が増えるように対面式にしたいから?

こうした“目的の明確化”がないままにリフォームを進めると、仕上がりに対して「こんなはずじゃなかった…」というミスマッチが起こりやすくなります。

目的が明確なら、デザインも予算も「ぶれない」。これが鉄則の一つ目です。


鉄則②:「業者選びは慎重に」そして“信頼できる人”を選ぶ

 

業者との相性は、リフォームの成否に直結します。

価格の安さだけに注目すると、後で「連絡がつかない」「説明が曖昧」「施工が雑」といった後悔を招くことも…。
おすすめは、必ず相見積もりをとること。できれば2~3社に同じ条件で依頼し、金額だけでなく「説明の丁寧さ」「質問への対応力」「過去の施工事例」もチェックしましょう。

また、「細かい希望も遠慮なく言える相手かどうか」も重要なポイントです。
あなたの暮らしに深く関わる工事だからこそ、“信頼できる担当者”と出会えるまで、妥協はしないでください。


鉄則③:「構造や工期の制限を受け入れ、余裕を持った計画を」

 

「壁を全部取り払って広くしたい!」
「この位置に新しい窓をつけたい!」
…こうした希望がかなわないケースも少なくありません。なぜなら、建物の構造や法律の制限があるからです。

とくに戸建て住宅では、耐震性に関わる「耐力壁」を撤去できなかったり、RC造のマンションでは「間仕切り壁を壊せない」場合もあります。

また、リフォーム工事では既存の建物を開けてみて初めて分かる劣化や配管の状態など、不確定要素も多く、スケジュールが延びる可能性があります。

だからこそ、工期も予算も**“+αの余裕”をもっておくこと**が鉄則です。
「予定より早く終わればラッキー」くらいの心持ちが、精神的にも安心ですよ。


鉄則④:「今しかできない“性能向上リフォーム”を逃さない」

 

壁をはがす、水回りを移動する、床下を開ける――これは、家の“中身”にアクセスできる貴重なタイミング。

ここでおすすめしたいのが、断熱・防音・耐震といった性能向上リフォームです。

たとえば、古い家の壁の中は断熱材が入っていなかったり、劣化しているケースも多く、せっかくクロスや床を張り替えるなら一緒に断熱材を入れ直すことで、冷暖房の効率も上がり、快適さが格段に違ってきます。

また、音が響く家なら、天井や壁に防音ボードを仕込むのもこのタイミングがベストです。
見えない部分こそ、家の寿命と快適さを左右する――そんな視点をもって臨んでいただきたいのです。


鉄則⑤:「補助金・減税・制度の情報をフル活用する」

 

ここ数年で、リフォームに対する公的支援制度がますます充実してきています。

たとえば、
・高断熱化に伴う「先進的窓リノベ」補助金
・バリアフリー化による所得税の住宅ローン控除
・耐震改修による固定資産税の減免
など、対象になれば数万~数十万円の補助や減税が受けられることも。

ただし注意点として、申請のタイミングを逃すと受けられないことも多いため、事前に業者とよく相談し、「この内容なら何が使えるか」「申請は誰が行うのか」なども確認しましょう。

制度は“知らない人が損をする”世界です。
積極的に情報収集し、家計の味方にしていきましょう!


■ まとめ:この5つを知っていれば、リフォームはもっと安心になる

 

リフォーム工事は、たった一度で終わるものではありません。
何十年と住み続ける家にとって、“今の判断”が将来の快適さと満足度を左右します。

✅ 目的を明確にし、
✅ 信頼できる業者と共に、
✅ 余裕あるスケジュールと柔軟な発想で、
✅ 性能向上のチャンスを逃さず、
✅ お得な制度を活用する。

この5つの鉄則を押さえておくだけで、あなたのリフォームはぐっと成功に近づきます。

「こんなはずじゃなかった」ではなく、「やってよかった」と言えるように――
家族の未来のための大切な選択、ぜひ後悔のないものにしてくださいね。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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プライドリフォームのよもやま話~第9回~

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リフォーム工事の歴史:時代とともに変わる住まいの価値

 

 

今回は「リフォーム工事の歴史」について、少しタイムトラベル気分で語ってみたいと思います。


リフォームと聞くと、最近のブームと思われがちですが、実はその歴史は意外と古く、人々の生活様式や価値観の変化と深く関わっています。


■ 古代~江戸時代:住まいは“壊れたら建て直す”時代

 

日本の住宅文化は木造建築が主流であり、古くは高温多湿な気候に対応した「通気性重視」の家づくりがなされていました。奈良・平安時代の貴族の邸宅には定期的な修復や建て替えが行われていましたが、一般庶民の住まいとなると「直す」より「壊れたら建て替える」が一般的でした。

江戸時代になると町屋などの木造長屋が普及し、火事や風雨による劣化で部分的に補修することも行われましたが、それでも“改修”より“再建”の感覚が強かったのです。


■ 明治~昭和初期:西洋建築と近代化の波

 

明治維新以降、日本には急速に西洋文化が流入しました。洋風建築の流行とともに、ガラス窓、レンガ壁、洋間といった新しい住宅要素が導入され、住まいの多様性が広がります。

昭和初期には、大工や左官による「修理・模様替え」が一般家庭にも浸透しはじめ、畳の張替えやふすまの入れ替えなど、現代の「リフォーム」の前身とも言える文化が芽生えました。


■ 昭和後期:高度経済成長と共にリフォーム市場が形成

 

1960年代~1980年代、高度経済成長とともに住宅需要はピークに達します。公団住宅・団地・戸建て住宅の大量供給が進み、「新築こそ正義」という価値観が広がりました。

しかし、バブル崩壊後は新築一辺倒ではなく、「今ある家をより快適に住み続ける」という考え方が浸透。水回りの設備更新、和室から洋室への転換など、小規模なリフォームが急増しました。


■ 平成~令和:ライフスタイル多様化とリノベーション文化の誕生

 

2000年代以降、「リフォーム」は単なる修理や補修ではなく、「暮らしをアップデートする」手段として確立されました。中古住宅を購入してフルリノベーションする若い世代も登場し、「古さを楽しむ」スタイルも定着しています。

近年では、SDGsや脱炭素社会を背景に「壊さずに再生する」「省エネ・断熱・防災性能を高める」リフォームのニーズが急上昇。性能向上リフォーム、バリアフリー改修、スマートホーム対応など、時代とともに進化を続けています。


■ まとめ:リフォームは“次世代の当たり前”へ

 

住まいの価値観は、「新築信仰」から「再生と活用」へと大きくシフトしています。長寿命社会・環境配慮・家族の多様なライフステージに対応するためにも、リフォームは今や、選ばれるべくして選ばれる時代の必然と言えるでしょう。

次回は、そんなリフォーム工事において絶対に押さえておきたい「鉄則」について掘り下げます!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

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