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プライドリフォームのよもやま話~第23回~

皆さんこんにちは!

 

神奈川県横浜市を拠点にリフォーム事業を行っている

株式会社プライドリフォーム、更新担当の富山です。

 

 

耐震リフォームの必要性

地震大国・日本で住まいの安全を守るために

日本は世界でも有数の地震多発国であり、大規模地震だけでなく日常的な揺れも発生しています。住宅には常に地震リスクが存在し、被害を最小限に抑えるための備えが不可欠です。そこで重要となるのが耐震リフォームです。

耐震リフォームとは、建物の弱点を補強し、地震時の倒壊リスクや損傷を軽減するための工事を指します。外観上は問題がない住宅でも、構造内部に弱点を抱えているケースは少なくありません。特に築年数の古い住宅は、現行の耐震基準に対して性能が不足している可能性があり、居住者の命と生活を守る観点から、耐震補強の必要性は高いと言えます。


なぜ耐震リフォームが必要なのか

地震被害は、家具の転倒にとどまりません。建物自体の構造バランスが崩れると、次のような深刻な被害につながる可能性があります。

  • 壁のひび割れ、外装材の脱落

  • 柱・梁など主要構造部の損傷

  • 基礎のひび割れ進行

  • 建物の傾斜

  • 倒壊

これらは、壁量不足、接合部強度の不足、基礎性能の低下など、複数の要因が重なることで発生しやすくなります。したがって、被害発生後に対応するのではなく、事前に建物の弱点を把握し、計画的に補強することが重要です。


耐震リフォームの主な内容

耐震補強は建物の構造形式や劣化状況に応じて内容が異なりますが、代表的な工事は以下のとおりです。

1. 基礎補強

基礎にひび割れがある場合や強度不足が疑われる場合に、補修・補強を実施します。建物を支える土台の安定性を高めることで、地震時の耐力向上が期待できます。

2. 壁の耐力強化

耐力壁が不足している場合、構造用合板の追加や補強壁の設置を行います。壁を適切に配置することで、揺れの偏りやねじれを抑制し、建物全体の安定性を向上させます。

3. 接合金物の追加

柱・梁・土台・筋交いなどの接合部に金物を設置・増設し、部材の抜けや外れを防止します。地震時に応力が集中しやすい箇所を補強することで、構造の一体性が高まります。

4. 劣化部分の補修

木部の腐朽やシロアリ被害は耐震性能を著しく低下させます。補強工事に先立って劣化部を補修・交換し、健全な状態へ回復させることが重要です。


まずは現状把握から始める

耐震リフォームは、画一的に実施すればよいものではありません。
重要なのは、以下の流れを踏むことです。

現状診断 → 課題把握 → 適切な補強計画

主な確認項目は次のとおりです。

  • 築年数、構造種別、図面の有無

  • 壁量と配置バランス

  • 基礎の劣化状況

  • 接合部の仕様

  • 増改築履歴

これらを踏まえて必要な補強を見極めることで、過不足のない設計が可能となり、コストと安全性の両立につながります。


耐震リフォームは「支出」ではなく「将来リスクへの投資」

耐震補強には一定の費用が必要です。しかし、地震発生後に生じる大規模修繕費、建替え費、仮住まい費用、家財損失などを考慮すると、事前対策は中長期的に合理的な判断です。

また、住まいの安全性が高まることで、日常生活における心理的負担の軽減にもつながります。耐震リフォームは単なる工事ではなく、家族の生命・財産・生活基盤を守るための実効性の高い備えです。


耐震リフォームを検討すべき方

  • 築年数の経過した住宅に居住している方

  • 中古住宅を購入し、長期居住を予定している方

  • 二世帯化や間取り変更など大規模改修を予定している方

  • 家族の安全性を最優先で住まいを見直したい方

内装や設備の更新も重要ですが、住まいの基本性能として優先すべきは「構造の安全性」です。


まとめ

地震多発国である日本において、耐震補強は特別な対策ではなく、安心して住み続けるための基本的な維持管理です。

  • 基礎補強による支持性能の安定

  • 耐力壁の強化による水平力への抵抗性向上

  • 接合金物の追加による構造一体性の確保

  • 劣化補修による性能回復

これらを適切に実施することで、住宅の安全性は着実に向上します。

次回もお楽しみに!

 

 

 

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